足関節捻挫とは、足首を捻って外側または内側に付着している靭帯を損傷することをいいます。 外側の靭帯は「前距腓靭帯」「後距腓靭帯」「踵腓靭帯」の3つの靭帯で構成されています。スポーツ中のみにならず日常生活でも頻回に受傷することがありますが 特にコンタクトスポーツであるバスケットボールやサッカー、ラグビーなどで頻回に発生するといわれています。 内側に捻り外側靭帯を損傷することが多く、特に前距腓靭帯(ATFL)損傷が発生し、外くるぶし周囲の腫脹や痛みを訴えます。 捻挫はスポーツで頻回に起こりやすい外傷の一つであり、受傷後も適切な治療がなされず復帰に至るケースも多く存在します。 その為、靭帯が損傷したことにより、足関節不安定症を呈し、慢性的な痛みや足関節の緩さが出現する可能性があります。 慢性的に捻挫を繰り返すことによって軟骨損傷や変形性足関節症へと移行していく可能性も考えられますので受傷早期からリハビリを行うことが必要です。
治療法は?