当院では、超音波評価装置を用いて疼痛部位の評価・筋肉や靭帯など軟部組織の評価をおこなっています。
超音波評価装置とは?
超音波評価装置(以下エコー)は妊婦健診で赤ちゃんの状態を確認するときに使うイメージがあると思います。近年では、整形外科の領域で使われるようになり、医師の診断や注射・手術の際に使うことやリハビリ・施術の場面で使用されることが多くなってきています。エコーはプローブと呼ばれる端子から超音波を発生させ、組織に当てて跳ね返ってきた超音波を画像処理して画面で見ることができるようにする装置です。
エコー評価のメリット
- リアルタイムで疼痛部位や筋肉の評価ができる
- 筋肉・軟部組織の動きを評価できる
- 多方向からの観察ができる
- 軟部組織の描出が非常に優れている
- 人体に害がなく、評価時の痛みを伴わない
- 特別な準備を必要としない
- 評価する場所を選ばない
エコー評価のデメリット
- 視野が狭い
- エコーを扱う人の知識や技術・経験が必要となる